【事案の概要】
高野光二郎参議院議員(高知県・徳島県選挙区)が、2022年の末、高知市の居酒屋で、私設秘書を流血させる暴力をふるっていたというもの。
【詳細と情状】
高野光二郎が起こした暴行事件は、居酒屋で私設秘書に何らかの暴力をふるい、秘書の鼻から出血させたというもので、その態様は極めて悪質であるといえる。いかなる理由があれ、暴行を加えることはあってはならない。また、流血した際に血を拭いたおしぼりを持ち帰るという証拠隠滅も行っている点も自民党議員らしい悪質さである。
暴力に関してであるが、自民党は野党に対し、厳しい姿勢を示している。例えば、強行採決を阻止するために体を張った山本太郎氏に対して、自称被害者である自民党の若林洋平参院議員も「いきなり上から(手が)どんと来た。どんなことがあっても暴力はいけない」などと述べている。このように、野党の暴力に関しては厳しい姿勢を見せている。そのような事情もあることから、自民党としても当然除名し、議員辞職勧告という厳しい処分をすべきであろう。それ以下の処分であるならば、今後、政敵である野党に対し、政策で対抗できないからといって被害者面をして暴力云々を語る資格は無い。
ところで、高野光二郎参議院議員といえば、公設秘書が飲酒運転を行い、検挙されていたことは当サイトでも既報の事実である。
時系列で整理すると、高野光二郎による秘書に対する暴行事件は2022年12月、秘書の飲酒運転は2023年1月である。高野光二郎が殴った秘書は私設秘書だが、飲酒運転をした秘書は、公設秘書であり、同一人物ではないと思われるが、いずれの事件の現場においても、他に複数の秘書が同席していたということから、私設秘書への暴行現場にも飲酒運転した公設秘書が同席していた可能性もある。遵法精神の見られない高野光二郎を見ていれば、飲酒運転など犯罪ではないと思ってしまった可能性もあり、ある意味同情してしまう。
日頃から秘書の指導監督も出来ず、指導と称してすぐにカッとなって手を出していたのではないだろうか?そのような高野光二郎の下で働いていた秘書であるから、秘書の飲酒運転も起こるべくして起きたといえる。いずれにしても、高野光二郎は政策などを偉そうに語る以前の問題であり、議員辞職すべきである。
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