【事案の概要】
公明党の小森信隆鹿児島市議会議員が、鹿児島市内で自転車に乗った中学生をはねたものの適切な対応をせず、その場を立ち去るひき逃げを行っていたというもの。
【詳細と情状】
報道によると、小森信隆は、今年4月下旬に市内で車を運転中、自転車に乗った中学生と接触する事故を起こし、中学生に「大丈夫ですか」と声をかけ、「大丈夫です」と返事があり立ち去ったという。これは小森信隆側の一方的な言い分であり、このようなやりとりがあったか自体不明である。
目撃者などによる客観的な事故の状況は、『自転車は前輪が破損した状態で、中学生は手をねんざし、脚などにもけがを負っていた』ということで、小森信隆の言い分とは大きく異なる。仮に小森信隆の言い分が正しかったとしても、相手が中学生かつ事故直後ということもあり、大人から「大丈夫か?」と声をかけられたことに対し、冷静な判断が出来ず、咄嗟に「大丈夫」と答えてしまった可能性は高いだろう。また、自転車も大破していたのだから、中学生が「大丈夫」だと言ったとしてもその弁償などは当然するべきであり、すぐに立ち去るという行動は許されるものではない。いずれにせよ道路交通法の事故不申告違反にあたることは明白で、遵法精神に欠けることは言うまでもない。
一般論として、事故は注意していても起きる場合は起きてしまう者であり、事故を起こしてしまうこと自体は仕方のないことである。その後の態度や行動が人間性を評価する指標となる。
小森信隆の場合、事故を報告していない時点で評価するに値しない人間である。6月9日に辞職届を提出したということであるが、これも評価に値しない。4月に事故を起こして、6月に報道されるまで普通に議員の職にしがみついていたのであるから、報道されなければそのまま議員の職にしがみついていたことであろう。政治に関わらせてはいけない人間である。同様に所属する公明党も除名処分にしたという情報もない。小森信隆同様、公明党も信用できない政党である。
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