【事案の概要】
自由民主党堀井学衆議院議員の元公設秘書であった天野壮祐が、登別市にある議員事務所から預かっていた120万円を事務所に納めずに着服、つまり横領したというもの。
【詳細と情状】
登別の地元勤務をしていた天野壮祐が横領で逮捕された逮捕容疑であるが、2022年8月1日に登別市にある事務所から預かり保管中だった120万円を着服したというものである。堀井学の妻が使途不明金の存在に気付いたが、天野容疑者は行方不明になっており、半年近く経って逮捕に至ったというのが経緯である。その120万円というのは支援者からの献金であったとも報道されているが、それはどうでもいいことなのであえて触れない。
ここまでを聞くと堀井学議員自体は被害者であると感じるだろうし、実際に被害者であることには変わりない。しかし、天野壮祐の横領とは関係ない記事がマスコミに取り上げられているので紹介したい。
元五輪メダリスト議員の事務所で起きた「女性秘書横領疑惑」事件という記事が投稿されている。内容を簡単に説明すると、永田町の議員会館で一人勤務をしていた女性秘書が、パーティ券の購入代、国会議員のタクシー代などに充てられるはずの活動費600万円あまりを着服していたというもので、その女性秘書からは逆に、パワハラを受けたせいで「適応障害」が発症したため、800万円の慰謝料を支払えという内容証明を送りつけられていたというものである。
このパワハラが本当にあったかどうかは不明であり、現時点で判断することはできないが、東京の議員会館でも秘書による横領が起き、登別の地元事務所でも横領が起きている。自らの事務所や事務所スタッフすら管理監督、教育ができていないのである。国政を任せられる器ではない。堀井学が仮に完全な被害者であるのであれば、全く人望がない人物であることは容易に想像できる。いずれにしても堀井学は政治家、国会議員としての資質を著しく欠く人物であるといえる。
以前も自民党古屋圭司の私設秘書が事務所の口座から勝手に現金を引き出した詐欺事件を記事にしたが、このように政局に明け暮れ、自分の事務所内での出来事すら把握できていない人間が多いのが自民党という政党の特徴であるといえる。日本という国を任せられる政党ではないことは確かであり、自民党が政権与党であり続けることは日本の衰退を意味する。
~Twitter(@seijika_kuz)で記事の更新状況の告知を行っています。是非フォローしてください。~
政治家不祥事ドットコム ←こちらからTwitterのフォローが出来ます
0 件のコメント:
コメントを投稿