【事案の概要】
自由民主党の田尻善裕(たじり・よしひろ)市議会議員が、4月に投開票がおこなわれた熊本市議会議員選挙で公職選挙法違反を行っていたとして書類送検されたというもの。
【詳細と情状】
田尻善裕が書類送検された公職選挙法違反の容疑は、自身への投票を呼びかける法律で認められていない文書を、出身高校の同窓生向けに十数枚を配ったというものであり、法定外文書頒布に当たる。この容疑に関して、田尻善裕本人は認めているという。
田尻善裕は、2003年に初当選し、当選した今年4月の選挙を含めて、現在6期目である。新人議員ではない。自身の行っていた行為が公職選挙法違反に当たるとは思わなかったなどという言い訳は通用せず、公職選挙法違反を熟知していたといえるベテラン議員である。今回初めて公職選挙法違反を行ったのか甚だ疑問である。これまでの複数回の当選も違法なことを行ってきたのではないかとさえ考えられる。
選挙に当選し、利権を握り続けるためには違法行為も平気で犯し、何でもやる自民党の議員であるから公職選挙法違反自体は驚くことではないし、自民党議員らしい典型的な自民党議員であると言える。
しかし、報道によると、公職選挙法違反の捜査対象になった後は、会議などは、「体調不良」を理由に欠席を続け、有権者に説明することなく、連絡もつかない状態だという。違法なことを行いながら、説明責任を果たすことなく、逃げ回っているのである。田尻善裕が政治家として信用できない人物であるのは明らかだが、政治家の前に人としても最低な姿勢であり、このような人物を公認している、信用できない政党が自由民主党という政党であり、政策論争に参加する資格は無い。
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