【国民民主党】大田京子元福岡県議(福岡県連代表)が政務活動費不適切使用!

【事案の概要】

国民民主党福岡県連代表の大田京子元福岡県議が、県議在職中に17カ月間にわたって、夫が経営する会社の家賃の一部などを政務活動費から不適切に支出していたというもの。

【詳細と情状】

大田京子元県議は県議在職中、事務所としていた2階建ての建物の家賃15万2900円の半額にあたるおよそ7万6000円や、水道光熱費の半額を政務活動費から支出していたが、2021年の1月から昨年5月までの間、その建物の1階部分は夫が経営する会社にまた貸しされていたということで、「過払いでありルールに反している」として、1階と2階の面積の割合から、およそ75万円が不適正な支出だったという。

大田京子元県議は6日、会見を開き、「適切に按分していたつもりだった」とし、「今後同様のことが起こらないよう細心の注意を払っていく」と述べており、通常であれば、「今後は気を付けましょう」と言って終わることも出来るが、そうはいかない。

さて、国民民主党といえば、「批判から提案へ」などと掲げ、政権与党の不祥事追及などは極力しない方針である。それどころか、立憲民主党や共産党などによる与党政権の不祥事追及を批判し、政権与党の不祥事を追及することが悪であるかのような印象操作を行うなど、与党に迎合する姿勢を取っている。その姿勢は提案型野党ではなく、野党批判型野党と言えるものである。

与党の不祥事を追及している者や政党において、自分達の不祥事が発覚した場合、それが過失で、些末なものであれ、絶対数の多い与党支持者が鬼の首を取ったかのように嬉々として「ブーメラン」などと指摘し、印象操作を行う。与党批判をしなければ、今回のように不祥事が判明しても「ブーメラン」などと批判を受けることはない。つまり、政権与党の不祥事追及を避けることは、自分達の不祥事の批判を避けたいがために行っているに他ならない。

また、野党が政権与党(行政府)の不祥事を追及することは、三権分立の観点からも権力の腐敗を監視するために必要不可欠であり、「批判から提案へ」などというのは、権力や政治家の腐敗に協力しているにすぎず、野党としての責任を放棄したものである。不祥事の追及を避け、政権与党の機嫌をとり、汚職を見逃すということは、本来政治に関わってはならない人物を政治家としてのさばらせることに協力しているもので、政策以前の問題である。政策を語る資格のない、自分にも甘い、存在価値のない政党、それが野党批判型野党の国民民主党である。

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