【事案の概要】
自由民主党衆議院議員で外務大臣政務官でもある秋本真利が、「洋上風力新法」の起案に深く関与していた国交大臣政務官時代(2017年8月~2018年10月)を含め、再生エネルギー事業を手掛ける「レノバ」の創業メンバーの個人会社「エストリオ」から計180万円の献金を受けていたにもかかわらず、「献金を受けていない」と虚偽答弁を行っていたと週刊文春が報じたもの。
【詳細と情状】
前述の通り、秋本真利は、国交大臣政務官時代(2017年8月~2018年10月)には、「洋上風力新法」の起案に深く関与し、洋上風力発電の拡大に力を注いできた人物であり、河野太郎氏の側近でもある。河野氏からは「自民党一の脱原発男」と呼ばれ、「再エネ族」を自任しているほどである。
国民のためではなく、利権や私利私欲のために政策を進める自民党議員のことなので、秋本真利のやっていることは特別驚くようなことではない。
これらの件について、国会で追及されると、「政務官在任中に(レノバ株の)取引は行っていない。(売買の日付や売却益など)個別の株取引の詳細は差し控えさせて頂きたい」と答え、「レノバ関係者から献金など受けたことはありませんか」との問いには「ノーでございます」と答え、否定したのである。ところが、実際には、再生エネルギー事業を手掛ける「レノバ」の創業メンバーの個人会社「エストリオ」から計180万円の献金を受けていたことが判明し、虚偽答弁に当たる可能性がある。
このように、虚偽答弁を繰り返すことは、自民党のお家芸ともいえるが、これによって国会は空転する。そしてそれを「野党はだらしない」や「野党は時間のムダ」、「他にやることがある」などと印象操作することで野党の支持率を下げることをこれまでに行ってきたのが自民党であるが、自民党が誠実に答えないから国会が空転しているにすぎない。全責任が自民党にあるのは言うまでもない。
ところで、秋本真利は野党時代、次のようにTwitter上に投稿している。
スキャンダルの追求に時間を費やすような運営は見たくない。自ら説明責任を果たして欲しい。果たすべきだ!今の日本に無駄な時間を費やしている余裕はないのだから。
虚偽答弁で説明責任を果たさない秋本真利にこの言葉をそのまま送りたい。説明責任を果たさず、無駄な時間を費やしているのは自民党の体質であり、秋本真利自身である。
なお、秋本真利には他にも多数の余罪や不祥事があるので別途記事にしたい。
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